さて、孫が毎週土曜日にくるので成長の変化を見るのが楽しい。 子供を2人育てたが、孫を見ていると今更ながら子供ってこうだった かと思うことが多々ある。 不思議なことに我が子のことはほとんど記憶に残っていない。 それだけ子育てに一生懸命で、その時その時は感激が あったんだろうけど、ほとんど忘れちゃったってことですかねえ。 それでも、いくつかは記憶に残ってはいる。 息子には何度か驚かされた。 ・オムツが取れて間もない頃、家族3人で出かけた時のこと。 電車の座席の一番端っこに3人で腰掛けていたが、そのうち 息子が肘掛の上に乗って遊び始めた。 もちろん落ちると危ない ので横にぴったりとくっついて手を添えていた。 次が降りる駅だということで、息子を抱こうとした、その瞬間 「ジャジャジャー」と車中では聞きなれない音が……。 やっちゃったあ! 遊びに夢中になるあまり、おしっこがしたいのを 忘れてたんですねえ。 娘は可愛い記憶ばかり。 ・歩き始めて間もない頃。 ちょうど食卓テーブル下面の高さが娘の身長よりもやや低く、そこで 立ち上がっては頭をぶつけていた。 その都度大声で泣くわけだが、抱き上げてあやして、泣き止んで床へ 下ろすと、はいはいでテーブルの下へ入り、立ち上がりまた頭をぶつけて 泣く。 どういうわけかこれを繰り返していた。 あの頃は学習能力が無かったねえ と今となっては娘と笑っているが。 そんな子供の記憶を織り交ぜた「父親になれた日」を是非聴いてみて下さい。 ウエディング・ソングにもよろしいかと……。 アルバム「愛」に収録されてます。一覧へ