お盆休み中に2歳児が行方不明になる事故…最終的には事故だった…が 山口県で起きた。 おじいちゃんと海へ行こうと出かけたが、途中で 一人引き返して、不明になったというもの。 私も同じような孫を持つだけに、そりゃあもう気がかりで、不明二日以上 過ぎた時には諦めていた。 生きて戻ることはまずないだろうと思った。 だってねえ、2歳児だよ。 大人なら涼しい所に居て、極力体力を使わず 助けを待とう。 そして水を飲める所の近くに居よう。 色々と考えながら過ごすだろうと思うが、2歳児じゃねえー。 考えないよねえ。 そんな中、現れた。 スーパーマンが…いやスーパーおじいちゃんが。 不明三日目に大分からスーパー・ボランティアが現れた。 地元の大分では そう呼ばれているらしい。 そして、140人の捜索隊が発見できなかったのに、その方が山に入り、ものの 30分で2歳児を保護したのだ。 発見後のコメントを聞くと、一つひとつが全て理にかなっている。 曰く、 ①特に子供は上に向かう(坂道を上る)傾向がある。 ②進むとすれば崖側よりも山側を行くだろう。 ③山側を稜線まで行き、見つからない場合は、反対側の道を山側に沿って下りてくる。 というもので、実に綿密な考えに立った捜索をするつもりだったと言うのだ。 このコメントを聞いた時には心から脱帽をした。 凄い!としか言いようがない。 しかも78歳なのだ、この方。 まさにスーパーおじいちゃん。 スーパーマン。 そして記者の質問に途中何度か涙ぐむ場面があった。 心から純粋に助けたいと 思っていたのだ。 素晴らしい!! それにしても良かった良かった。 やがてこの子が成長した時には、この3日間の映像を是非見せてあげたいものだ。 こうやって助かったんだよ。 こんなスーパーおじいちゃんに助けられたんだよって。一覧へ