イヤーな時期の真っ盛りである。 花粉症だ。 杉とヒノキの両方を持っているので、ゴールデンウイーク明けまで、 長い! 実に長い! 正味2か月だから、辛い! 実に辛い! さて、この時期になると思いだすことがある。 それは7年前に肘を壊してやめて しまったが、ゴルフである。 何かおかしいなと思いつつ、当時まだ花粉症という認識のない中で友人に誘われて 行ったゴルフ。 確か鼻かぜだなあというくらいの感覚で向かった。 ティーグランドに立ち、よーし今日も気持ちが良いぜーと3ホールくらい進んだ。 そのホールのグリーン上。 パターを持ち、「よっしゃ、これをねじ込んでやるぞ。」と構えた。 その日は微妙なラインもなんとなく良く見える、感じの良いゴルフを展開出来ていたから、 少々時間をかけて、イメージを膨らませて、慎重に構えていた。 その時、今まさに打とうとするボールの上にポツリと水滴が落ちてきた。 「えー? 今日は雨って言ってたっけ?」と構えながら友人に訊いた。 「雨なんて降ってないよ。」と友人。 ん? 降ってない? また、ぽつりと新たな水滴がボールに…。 え?! これって俺の鼻水? 全く感覚のないまま鼻水が垂れていた。 一旦構えを止めて、キャディさんからティッシュをもらい鼻をかむ。 その後、乱れに乱れて、スコアは惨憺たる結果に終わった。 おー、つらい。 それから35年に及ぶ花粉症との付き合いが、今も続いている。一覧へ