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シンイチ オジサンのあんなこんなー 電車大好き孫

孫が3人になった。 3人目は初めての女の子である。 
これから、また楽しみが増えたが、いずれにしろ孫は可愛いものである。

さて、一番年上の孫が、只今4歳、今年の春から幼稚園に通い始めた。
友達は?って訊くと、5~6人の名前がすらすらと挙がるので、まあ
それなりに楽しくやってんのかな? と思う。

今は幼稚園も夏休みに入り、私の娘も暑い中、日々どう子供と過ごすか
大いに奮闘中であるらしい。 
この孫はとにかく電車が大好き。 山手線の駅名も順番に全て覚えたり、
なんと発車の際に駅に流れる音楽があるが、いくつもの駅の音楽を覚えて
いるのだ。 しかも「今のは〇〇駅の2番線。」とか芸が細かい。

さて夏休みに入る直前、参観日って言うのかなあ、幼稚園でも。
初めての参観日があったので、勿論娘が参加した。 
その時の様子を娘曰く、
お遊戯をしたり、歌を歌ったり、聞くからにほんわかなムードの中の会
だったらしく、娘を含めてママたちも楽しい時間を過ごしたらしい。

そんな中で、先生が絵の描かれたボードを頭上に掲げて、園児たちに
それが何かを答えさせる時間があったそうな。 
例えばライオンとか、トマトとかね。

そのうち電車が描かれたボードが出てきた。
園児たちは皆声を揃えるように「でんしゃ!」と答えた。
ところが1人だけ、違う答えを人一倍大きな声で叫んでいる子がいたらしい。
我が孫である。 

想像して下さい。
みんな、口々に「でんしゃ」と答えている中で、ひときわ大きな声が部屋に響く。
「古い京王線!」

私は吹き出した。 電車大好き孫の本領発揮だね。
現場も、娘を筆頭にママ達の笑い声が…。

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(c)ShiNichi-Ojisan.