先生とおばあちゃん患者のやり取りの続きである。 せんせーい! 下手におばあちゃんに声をかけないでよ! ということは3日前のブログで紹介した。 要するに、診察がそろそろ終わるなと、期待をして順番待ちを している次の患者(私だが)の身にもなってよ。 ということであるが。 その一部を紹介すると。 「はい、じゃまた今度ね……ところで趣味は何かあるんですか?」 と先生。 「若い頃はねえ、バレーをやってたの。 バレーボールね。」 とおばあちゃん。 以下続きのやりとり。 「あー、そうですか。」 「でもね、今と違ってね、当時は9人制だったの。 これで結構 いいところまで行ったんだよ。」 「へー、それは素晴らしい。」 「そうなの。 でも、やっぱり難しいよね。 それ以上はなかなか 上に行けなくてね。」 カルテに記入でもしてるのか、しばし間をおいてから先生。 「大変ですよねー、バレーは。 特にクラシック・バレーはねえ。」 ん?? 先生違うよ。 バレーボールだよ。 バレーボール。 結局、自分から質問をしてるけど、さほど聞いてないんだ。 どっちもどっちだなあ。一覧へ