先日、出張で北陸へ行った時のこと。 少々ややこしいルートを選ばざるを得なかった。 富山から長岡(新潟)で途中下車をして、アポイントをこなした上で 帰京するというもので、都内のある緑の窓口にて切符を購入した。 その窓口の女性が親切な方で、私が提示した富山から北陸新幹線で 上越妙高へ。 そこで在来線に乗り換えて長岡へ。 アポを済ませた後 今度は上越新幹線で長岡から東京へ…というものである。 暫く時間がかかっているので、参ったなあという表情をしたら、その 窓口女性が察したか、 「どうすれば一番お得なのか、当たってますので、もう少しお待ちください。」 ということだった。 長岡にて途中下車も出来ることを確認の上、発券してもらった。 有り難い。 こういう親切は嬉しいものである。 そして当日。 長岡駅にて途中下車。 表へ出るのに自動改札機を通して、東京までの通しの 乗車券が戻ってこなくなると困る(ややこしいルートの場合、もう一つ 機械に対する安心感がない)ので、係の居る改札を抜けることにした。 「これって機械を通しても大丈夫ですか?」と係の女性に声をかけた。 切符をまじまじと眺めて出た言葉が、 「この切符では出られません。」ときた。 ん?? 「いや。 購入した緑の窓口では途中下車大丈夫と聞きましたよ。」と私。 すると、 「本来はこの切符では出られないんですが、特別ですよ。」と言って、 専用の四角い判を押してくれた。 「あ、そうですか。 どうもありがとう。」と言って、切符を受け取った。 最後に、係女性が一言。 「今回は特別ですが、次回からは気をつけてください。」ときた。 えっ?! 俺? それはないだろう。 こっちは親切な窓口女性の言うとおりに購入したのに…。 少々カチンときた。 「いやいや、気を付けるのはそっちでしょ!」 「あっ、すみませんでした。」 で、やり取り終了。 ジャン!一覧へ