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シンイチ オジサンのあんなこんなー 受動喫煙

今、受動喫煙に対する声が大きくなり、全ての施設を禁煙にという議論が
取りざたされている。 
私のように煙草を止めて35年も経った人間にすれば嬉しいし、良いこと
だとも思わないわけではない。 
たしかに以前吸ってて止めてみると、やたら他人の煙が気にはなるし、親しい
友人の灰皿に載せてある吸いかけの煙草の火を、よく消したものだ。

ただねえ、全ての施設となると、やや行き過ぎの感も否めない。 そこには
もちろん吸わない人の権利があれば、吸う人の権利もあるからだ。

でも小さな声で言おう。
実は嬉しい。

さて、ある日の昼食。 定期的に行く喫茶店の扉をくぐると、飛び飛びに3つ
くらい席が空いている。 そこは小さな喫茶店なので店内は喫煙OKである。
私はまず、空席のそれぞれ両サイドに目をやる。 
①灰皿に吸い殻がないか。 ②テーブル上にタバコの箱が置いてないか。
要するに隣の煙が気ならないかどうかを咄嗟に判断しなければならないのだ。 

2つに座席は絞られた。 上記①②をクリアした席である。
あとは両サイドに座っている人の顔、雰囲気をチェックする。
要は煙草を吸いそうかどうかだ。 

ひとつは片側に30代の若い男性、もう片側には60歳前後の男性である。
そして残る1席の両側にはそれぞれ女性客が。 しかも片側は60代~70代と
思しきおばちゃん3人組。 

さあ、皆さんならどちらを選びますか? 
私は躊躇なく、両サイドが女性客の席を選んだ。 当然女性の方が吸う確率が
低いと判断したのだ。 

席に座り、暫くすると彼女たちの食事が終わった。
と、次の瞬間彼女たちはバッグからタバコ・ケースを取り出して吸いだした。
そうか! 女性にはハンドバッグという隠し兵器があったのだ。

完全に見誤ったぁ。
受動喫煙だぁ!!

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(c)ShiNichi-Ojisan.