先日、とある喫茶店でお昼を食べた。 その喫茶店には10日に1度くらいのサイクルで食べに行く。 そこのランチには4種類のメニューがあるのだが、私を含めて 一番の人気がオムライスである。 世間ではオムライスを売りにしている店もいろんな所にある ようだが、最近のオムライスはあまりにも凝りすぎていて、 そういうのは私としてはあまり好まない。 しかし、この喫茶店のは本当に昔ながらのオムライスなのだ。 チキンライスを完全に卵で薄くくるみ、上にはケチャップが たっぷりかけてある。 そういう昔ながらのオムライスがあるとは知らずにたまたま 食べた時は嬉しくて嬉しくて…。 ここまでシンプルな昔を 思い起こさせるようなオムライス…。 完全にはまってしまった。 さて、先日である。 私の隣におじさん2人。 と言っても私よりは若いのだが。 1人が鼻のつまった声である。 概してこのような方は声がデカい。 そして野太い。 どうしても耳についてしまう。 それだけでも気になってしまうのに、さらに…。 そのおじさんの返事、相づちが完全に耳障りなのだ。 「はいはいはいはいはい。」 「はいはいはいはいはい。」 相手が少し喋ると、この相づちである。 「はいはいはいはいはい。」 ついつい数えてしまった。 必ず「はい」を5回繰り返すのだ。 もうダメ。 あの相づちが来るぞー。 もうダメ。 気になって仕方がない。 もうダメ。 耳に全神経が集中してしまってるぞ。 もう大好きなオムライスを味わうところではない。 もうやめて!! 何を食べているのか分かんないよ!! はいはいはいはいはい。一覧へ