先日、会社の近所の郵便局へ支払いの用を済ませるため、 昼の時間を使って立ち寄った。 そこは本局ではない小さな支局なので、窓口は全部で5つ。 うち支払い用の窓口は2カ所しかない。 扉を抜けると、支払い用の窓口は2つともふさがっている。 順番待ちの番号札を機械から受け取る。 「2」だ。 そうか、もう1人待ってんだ。 そのうち「1」の番号札の客が呼ばれた。 よし! 次だぞ。 私は入ってきたメールの確認のため、携帯を見る。 スマホではない。 ガラ携帯でーす。 暫くメールをチェックしていたが、なかなか私の番号が呼ばれない。 窓口に目をやる。 「1」の番号札の客は仕事の支払いらしく、 結構な枚数の支払い用紙を手にしている。 さて、問題はもう一方の窓口。 あれ? 手続きは終わってる? 窓口の女性が客に最後の説明をしようとしている様子である。 ところが、ところがである。 客は70歳代後半のおばあちゃんなのだ。 ここぞとばかりに窓口女性に世間話の真っ最中。 窓口女性は なんとか話の切れ目に説明をしようとしている様がありあり。 「あのー、それでね、これはー……」と局員。 それ以上説明が出来ない。 「でさあ、こないだ…」と、おばあちゃんの世間話が続く。 とにかく息継ぎをするだけで延々と続く。 窓口女性も順番待ちをしている私を気にして、チラチラと視線を 送ってくる。 そのうち私の後に順番待ちの番号札を持つ客が1人、2人と増えてきた。 まだ終わらない。 もう10分くらい、こんな様子で待たされている。 いい加減にしてよー。 ここは寄り合い所でも待合室でもないんだから。 おばあちゃん! ばばあ! クソばばあ!!一覧へ