• NEWS
  • LIVE
  • PROFILE
  • DISCOGRAPHY
  • BLOG
  • ユーザー登録
  • ログイン

シンイチ オジサンのあんなこんなー 嫌な予感②

先日、会社の近所の郵便局へ支払いの用を済ませるため、
昼の時間を使って立ち寄った。
そこは本局ではない小さな支局なので、窓口は全部で5つ。
うち支払い用の窓口は2カ所しかない。

扉を抜けると、支払い用の窓口は2つともふさがっている。
順番待ちの番号札を機械から受け取る。 「2」だ。
そうか、もう1人待ってんだ。

そのうち「1」の番号札の客が呼ばれた。
よし! 次だぞ。 
私は入ってきたメールの確認のため、携帯を見る。
スマホではない。 ガラ携帯でーす。

暫くメールをチェックしていたが、なかなか私の番号が呼ばれない。
窓口に目をやる。 「1」の番号札の客は仕事の支払いらしく、
結構な枚数の支払い用紙を手にしている。

さて、問題はもう一方の窓口。
あれ? 手続きは終わってる?
窓口の女性が客に最後の説明をしようとしている様子である。
ところが、ところがである。
客は70歳代後半のおばあちゃんなのだ。
ここぞとばかりに窓口女性に世間話の真っ最中。 窓口女性は
なんとか話の切れ目に説明をしようとしている様がありあり。

「あのー、それでね、これはー……」と局員。
それ以上説明が出来ない。 
「でさあ、こないだ…」と、おばあちゃんの世間話が続く。
とにかく息継ぎをするだけで延々と続く。
窓口女性も順番待ちをしている私を気にして、チラチラと視線を
送ってくる。 

そのうち私の後に順番待ちの番号札を持つ客が1人、2人と増えてきた。
まだ終わらない。
もう10分くらい、こんな様子で待たされている。

いい加減にしてよー。
ここは寄り合い所でも待合室でもないんだから。

おばあちゃん!

ばばあ!

クソばばあ!!
 

一覧へ
(c)ShiNichi-Ojisan.