私が数種類の薬を服用していることは、このブログでも 以前書いた。 2カ所の医者にかかっていて、片方は 1か月分の薬を出してくれるが、片方は3週間分なので、 下手をすると月に3回行かなければならない。 それはそれとして、診療を受けると処方箋をもらって、次は 薬局に足を運ばなければならない。 大抵は医院の周りには 数件必ず薬局があるので、まあまあ不便ではないのだが…。 先日も薬をもらいに医院の目の前にある薬局に入った。 途端イやな予感がした。 薬局に入ると、私の前に3人の方が順番を待っていた。 1人は小さな子供連れのお母さん、2人は70代のおばあちゃん。 最初のおばあちゃんが終わり、子連れのお母さんも終わり、もう 1人のおばあちゃんが呼ばれた。 その次がいよいよ私の番だ。 そう思いながら、目の前にある テレビの画面に見入る。 暫く見ていたが、なかなか私の名前が 呼ばれない。 どう考えても遅すぎる。 首をひねってカウンターに目を移す。 薬剤師が薬の説明をしている。 そして先月と変わりがないかとか 質問をしている。 ま、ね。 そこまでは当たり前の光景であり、仕方がないや。 それからが問題…。 おばあちゃんがいろいろと話を始めた。 薬剤師を相手に。 それも薬や病気の話ではない。 せ・け・ん・話だー!!! 嫌な予感が当たったあ! おばあちゃんは楽しそうに話しかけている。 薬剤師は答えてはいるものの、私を含めて順番を待っているこちらに チラチラ視線を送っている。 それから待つこと5分以上。 ようやく私の名前が呼ばれた。 薬剤師が申し訳なさそうに、 「大変お待たせしました。すみません。」 その一言で救われた。一覧へ