♫運転手は君だ 車掌は僕だ あとの~♫ 数十年前、我々が子供の頃によく歌った童謡というか小学校唱歌というか、 懐かしい曲の一つである。 今の時代、「電車ごっこ」という言葉はほぼ死語に近いかな?と思う。 そして紐に何人かの子供が連なって歩く姿を見かけなくなって久しい。 毎週土曜日に娘の孫が来ることは何度もこのブログで紹介した。 この子が極めて活発な男の子で、3歳を過ぎた今でこそ言葉も理解できる ようになり、危ないから手をつなげと言うと、繋ぐようになってきたので 前よりは随分と楽にはなったものの、それでも一旦走り出したりすると、 もうとても追いつくことは出来ない。 そこで考えた。 まだまともに縄跳びも出来ないのに、かなり前に近所のコンビニで買った 縄跳びのなわ……いや、今はビニールひもか。 小さな男の子はほぼ電車が好きだ。 孫も例外ではない。 ならばということで、孫が外で遊びたい時は必ず縄跳びの紐を持ち出すように して、紐を孫の腹に回して、私は後ろで紐の両端を握る。 時に私が孫の横に並ぼうとすると孫が振り返り、 「じいじ、だめ! 線路はここだから。」と言って、自分の後ろに位置しろと 言われてしまう。 要するに、運転士と車掌が並列で進んじゃいけないんだ。 そりゃ、そうだ。 また、突然走り出す時もあるが、後ろで私が紐をコントロールしているので 安心して歩けるし、孫は孫でおもちゃではない電車遊びが出来るわけだから、 にこにこと楽しんでくれるので、すばらしい一石二鳥だ。 てなわけで、孫の動きを制御できる電車ごっこ。 いいところに気が付いたものだと自画自賛している。 電車ごっこ……復活だあ。一覧へ