あまりにも理不尽なニュースが流れたので、2回目の政治的話題です。 春の高校野球において、滋賀県の初出場の高校生に対して、「お前ら 1回戦で負けろ」と言った県会議員のことである。 聞くと、最も当選回数も多く重鎮だそうな。 県からの指示によってバスを停めていたにも係らず、その場所が気に 入らないからという理由であった。 本人は記者会見で、「そうは言ってない。そんなことをしてたら1回戦で 負けてしまうぞと言っただけ。」と奇妙な釈明にもならぬことを言い、 絶対に学校には謝る意思の無いことを強調していた。 高校生たちは、学校の指示によって行動しただけのこと。 そして高校は 県の教育委員会の指示によっただけの話であり、おそらくそこに居合わせた 人たちは全員キョトンとしただろうね。 ましてや高校生たちは何にも知らないでバスを乗り降りしていたら、県議 からいきなりの怒声。 それにしても困ったもんだね。 しかもこの県議、県の青少年スポーツ振興 の協会の長をやってるんだそうな。 いやはや困ったもんだ。 年齢もさることながら、青少年がちゃんと成長するように指導する立場でしょ? 本来は。 自分がもう一度人間性の再教育を受けなきゃダメだな。 さて、ここ数年妙な地方議員がなにかと話題に上る。 私は富山出身だが、まず市会議員や町会議員は「さん」付けで呼ぶことに している。 県会議員も基本「さん」である。 ただし、自分よりも年配で、且つよほど尊敬に値する方には「先生」を付ける。 胸にバッジを付けると、皆が一様に「先生」と呼ぶものだから、いい気になる、 勘違いを起こす人が出てきてしまうんだなあ。一覧へ