久しぶりの優先席の話題である。 かなり前のブログに、確かいくつか優先席について書いたものがある。 気にかかる方は過去のものから探して下さいね。 さて、先日乗ったバスのこと。 私と同じバス停で、私よりも2~3人後ろに並んだおばあちゃんがいた。 どう見ても私よりも10才は上である。 実は私も最近は空いていればなるべく優先席に座ることにしている。 理由は、 ①バスの後部まで行くのが面倒だ。 ②自分も立派な高齢者だ~(注)前期ですよ。 ③下手な若者に座らせておくと、高齢者が来ても席を代わろうとしない。 だったら、本当の高齢者が乗ってこられた時に、私が代わればいい。 さてどれでしょう。 ジャーン!! 答えは……全部です。 ところで、その日私は後ろのおばあちゃんに空いている優先席を譲ろうと、 運転席の後方の通路に控えた。 当然おばあちゃん、私の後ろを通り抜けて優先席へ。 (そうだよ、おばあちゃん。 どうぞそこへ腰かけて下さいね) 次の瞬間、えっ?と思った。 おばあちゃん、優先席に座らずに、こともあろうか空いている2つの優先席の ほぼ中間に、ほぼ中間に、しかも座席にぴったりとくっついて立ってしまった。 こうなると誰も座れない。 そりゃそうだ。 本来座るべき高齢者が座席の前に突っ立っていると、誰も 近づくこともできませーん。 せっかく空いている座席があるなら座りたい方が 座ればいいんです。 ただ、高齢者や身体の不自由な方には必ず席を譲るという 意識が日本全体に行き渡っているかどうかが問題ですが…。 にしても、おばあちゃん! 座らないなら、座らないという意思表示のために、少し離れて立って下さいよう。 それが逆気配りというもんですよう。一覧へ