昔からうるさい輩に向かって、 「四の五の云うな!」とか「四の五のとうるさいんだよ!」と言う。 私もなんとなく若い頃から使っていた。 訳も分からずに。 なんたって語呂が良い。 最近はあまり聞かなくなってきたように感じる。 そのうち死語に なっちゃうんだろうね。 また言う相手も選ばないと喧嘩になっちゃう。 特に家の中に居るこわーいおばさんには要注意。 ところで語源はなんだろう? 語源は博打だそうな。 昔は時代劇に出てくる場面でも分かる通り サイコロ博打が主流だった。 丁(偶数)か半(奇数)か賭ける、あれである。 胴元がどちらかが 足りない場合は「丁ないか? 丁は。」 そして「丁半揃いました。」と言って賽を振る。 ここから来た言葉で、丁(四)か半(五)かを迷っている様子に対して、 それを嘲っている言葉であり、江戸時代に慣用化されたものらしい。 うーん。 そうだったんだ。 元は博打用語かぁ。 にしても「丁半云うな」とはよく言わなかったものだ。 これだと、あまりにも博打が見え見えか。 私の応援している巨人軍が困った状況になっている。 中堅どころの投手が 何人も球界を去るはめになってしまった。 これで戦力的に大丈夫かと心配になる。 今年から監督も変わり、新たな気持ちでペナント・レースにという矢先にね。 外人の野手も補強をしたりはしているが、彼だってどうだか分からないし。 ある程度若手への切り替えで、なかなか上手くいくかどうか…。 なんて外部の人間が四の五の言わないでおこう。 じっくり見守ることにしよう。一覧へ