「うーっ!! 五臓六腑に染み渡るうー」 我々はこのように若い頃から何気なくこの言葉を使ってきた。 特に暑い夏場に、ギンギンに冷えたビールを一口飲んだ後によく口を ついて出る。 寒い今の時期には、早くこの言葉を使える暑い日が来るといいなと思う。 いざ暑くなると、早く涼しくなるといいなと思うし、人間て自分勝手だな。 さて、何気なく使ってきた「五臓六腑」……「五臓」は分るが、「六腑」は よく知らない。 そこでネットで調べてみた。 五臓: 肝臓、心臓、脾臓、肺臓、腎臓 うんうん、そうだよね。 でも脾臓だけはよく分らないよね。 六腑: 胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦[サンショウ] だそうである。 ん? 三焦? なにこれ? ネットによると、三焦には上焦、中焦、下焦と分類されるらしい。 しかも他の臓器とは違い、この三焦は特に臓器を表すものではなく、 体温を保つために絶えず熱を発生している器官を指すのだそうだ。 上焦: 横隔膜より上部。 中焦: 上腹部。 下焦: へそ以下。 そうか、体を無事に維持するためには体内から熱を発しているのだ。 特に冬場は体を温めないとね。 今、土曜日の朝7時。 風呂に入ってこよう。 湯船に浸かり体を温めてこよう。 では、また。一覧へ