いつの世でも若い人はいろんな言葉を作り、発信してくれる。 最近とみに使われているのが「やばい!」 ある年代以上の感覚では、これは状況がまずい時や危険を察知した 時とかに使う。 しかし、現代の若者は褒める時、良い状況の時に使う。 初めて耳にした時は「えっ?!」て思ったものだ。 でもね。 なんとなく雰囲気は解るような気がする。 美味すぎて、凄すぎて、綺麗過ぎて、格好良すぎて、etc.…。 それを目の当たりにした自分がなんか崩れそうに、倒れそうになる くらいの衝撃を受けてしまう。 これは「やばい」ってものだ。 だから、なんとなく理解ができる。 ところが、「知んなぁーい」語には驚かされる。 「これ、いいかも知んなぁーい」「これって面白いかも知んなぁーい」 とかね。 自分の気持ちを表現するのに他人目線のような言葉である。 実に変な言い回しである。 こんなことばかり言ってると、自分の感情を的確に言い表せない人が 世の中に充満しちゃうんじゃないかなあ。 これって「やばく」ない? また、「~してよろしかったでしょうか」という言葉も結構耳にする。 どんな時に聞いたか定かではないが、とにかく違和感を感じる言葉である。 ある事をやってほしいから、頼みたいから、たとえば店員を呼んでこう 言われると。 (いやいや、よろしいもなにも…だから呼んだんですけど!)って思う。 実は、丁寧そうで親切そうで、案外そう感じない言葉である。 妙な表現が蔓延するとやがて日本語がどうなってしまうのか…… 知んなぁーい。 そして、こんなことばかりを書いてみて「よろしかったでしょうか」一覧へ