先日大きなテロ事件に揺れたフランスはパリで、今COP21が開催されている。 「国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議」という長たらしい名前の会議が 主題である。 遡ること18年前に京都で開催されたCOP3で地球規模で気候を論じ、人類史上 初めて地球温暖化を防止するという目的で「京都議定書」が制定され、今はこの 議定書に沿った形で動いている。 しかし、当時の中国やインドは参加せず、またアメリカはこの取り決めを自国に 持ち帰ったが、批准しなかったため、なんとなくまだ世界全体の統一性の取れない ものであった。 今回は中国やインドも参加し、アメリカも批准しないわけにはいかないだろうと思う。 ところが、今朝のニュースでは今回の決めを法的拘束性のある議定書にするのに反対 意見もあると言う。 そして、今の地球環境を作ってしまったのは、先進国が近代化を する過程において汚してしまったからという発展途上国の主張もある意味解る。 しかし、これからの地球を考えた場合、このままの状態を続けて行くと、なんとー! なんと、今世紀末には地球全体の気温がさらに4度上昇してしまうとのこと。 これは大変なことになる。 今世紀末だから、今現在住んでいる人間のほとんどは 残ってはいないとは思うが、そんな問題じゃないよねー。 今回議定書が制定されれば、それは2020年からのものになるらしい。 どうか世界の首脳の皆さん、それぞれの主張も解らないわけではないが、未来の地球を 真剣にとらえて進めて下さいよ。 我々現存している人類が地球を守らなければという意識を、もっともっと持たないとね。 私の作った曲「Touch the Ground」が世界で歌われるようになればなあと思う。 自己満足すぎるかな?一覧へ