いやあ、それにしても暑かった。 ついこの前のことだけど あの異常な暑さが、過ぎてみれば懐かしささえ感じる。 とは言え、湿度が結構高い、ここ数日である。 あのうるさかったセミの声もかなり少なくなってきた。 道を歩いていると、結構セミの死骸がころがっている。 先日もほんの500~600m歩いてる間に5匹くらい 死骸があった。 あんな元気な声で鳴いていたのにと思うと物悲しい。 まだ蒸し暑さがのこってるとは言え、夏の終わりを感じる 瞬間である。 にしても、セミって面白いね。 大概動物は自分の死を 悟られないように、他に自分の死を見られたくないように どこかへ行ってしまうのに。 野生の像は死に場所が決まっていて、ある場所に行くと 像の死骸だらけという所があると、昔聞いたことがある。 動物と昆虫は違うのかと思う。 そんなことを感じながら街を歩いているこの頃である。一覧へ