今年も夏の休暇が始まった。 朝から甲子園を走り回る高校生たちの姿に感動しつつ過ごす。 ま、たまにははつらつとした若人を見るのはいいものだ。 そして、この時期はどうしてもテレビの特別番組に目が行って しまう。 今年は第二次大戦の終戦70年。 そして御巣鷹山ジャンボ機 墜落事故の30年である。 いくつかの特番を見ながら、一人で涙している。 我々の生活の中においては、どうしても忘れてはならないこと、 絶対に風化させてはならないことがある。 戦争、大事故、大震災、凶悪事件等。 今、再放送ではあるが、テレビ版「永遠のゼロ」を観ている。 本も読んだし、映画劇場版も観た。 三日連続の番組の初回にも関わらず、見入ってしまって目を 潤ませている。 私の父も(20年前に他界)召集されて戦争に行った話を生前 何度か聞いたことがある。 上官をぶん殴ったこととか面白 おかしく聞かせてくれてはいたが、今になって考えてみると、 さほど詳しくは聞いてなかったなあ。 でもメガネの奥にきらりと光るものを蓄えた、今にも泣き出さん ばかりの親父の出征時の写真をみたことがある。 平和な世の中を、平和な地球を願ってやまない。 私のアルバム「愛」に収録の特攻を題材にした「若さゆえ」、 アルバムと同名の「Touch the Ground」をお聴き下さい。一覧へ