私の名前はシンイチ。 親父は自分が○○ちゃんと、年をとっても 呼ばれるのが嫌で、私にはそう呼ばれない名前をと言っていたらしいが、 結局「シンちゃん」と呼ばれることになった。 60歳を越しても先輩からは「シンちゃん」と声をかけられる。 それはそれで良いと思う。 親しみのある呼び方だから、全く気にならない。 さて名前と云えば、昔はなんとなくイメージが湧いてくる名前が多かった ように感じている。 犬ならポチ、シロ、チビ…とか。 猫ならミケ…あとどんなんだっけなあ。 刑事ものドラマでは、主人公を補佐する片腕は「やまさん」と概ね相場が 決まっていた。 誰か勇気のある人が居ないかなあと思う。 「ポチ!」って呼んだら猫が出てきたり、「ミケ!」と呼ぶと犬が来たりね。 これって考えただけで楽しくなるんだけど、誰かやってくんないかなあ。 にしても、日本人の子供の名づけ方も随分変わってきた。 一度聞いてもなかなか覚えられない名前が増えてきたし、字を見せられても 読めない名前が増えてきた。 以前、誰がどう考えてもヒドイ名前を申請した親がいて、結局却下されたが、 子供が数十年背負っていくことを考えたら、役所はよく却下してくれたと 人事ながら胸をなでおろしたのを覚えている。 我々オジサンが何かを行う時に、メンバー表を見て名前の最後の文字が「一」 とか「郎」とかが何人も並んでいるとホッとするのは私だけだろうか?一覧へ