今日は日曜日。 早朝「NHK俳句」という番組を観た。 ゲストが詩人 谷川俊太郎さん。 えっ?! もっと昔の人だと思ってたから正直驚いた。 T-シャツ姿だし、なんか見た目はごくそこらに居る おじいちゃんに思えた。 話す姿勢、声のトーン、やや はにかむような笑顔。 30分の番組だが、番組が進むに つれて、どこか引き込まれるようなおじいちゃんだ。 私も曲を作っているのに、恥ずかしいが谷川俊太郎さんの 詩集も含めて読んだことがない。 その番組で俳句の先生からのリクエストに応えて、自身の 詩を1篇紹介された。 「おばあちゃんとひろこ」という題の詩である。 ご本人がお読みになったのだが、聞いていてじーんときた。 孫のひろことおばあちゃんの会話が題材で、おばあちゃんは もうさほど人生が長くないことを孫に伝えている。 子供夫婦(ひろこの両親)は縁起でもないとおばあちゃんを 戒めている。 でも孫のひろこは、そうなってもずーっとひろこの傍に居てね。 おばあちゃん大好き…という内容。 なるほど。 これが谷川俊太郎ワールドなんだ。 もう少し彼の詩に触れてみたくなっちゃった。 私は歌詞にはいつも苦労している。 そんな中で、詩としても好きな曲がある。 アルバム「愛」に収録の「父親になれた日」と「毛布」だ。一覧へ